■ ID
| 1645 |
■ 種類
| 学会発表 |
■ タイトル
| 埼玉県中西部における地下水砒素汚染と形態分析による溶出メカニズムの検討
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■ 著者
| 石山高
埼玉県環境科学国際センター 八戸昭一
埼玉県環境科学国際センター 濱元栄起
埼玉県環境科学国際センター 白石英孝
埼玉県環境科学国際センター 細野繁雄
埼玉県環境科学国際センター
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2012 |
■ 誌名・巻・号・年
| 第18回地下水・土壌汚染とその防止対策に関する研究集会、平成24年6月14日 |
■ 抄録・要旨
| 形態分析法を適用して、埼玉県の地下水砒素汚染について汚染メカニズムを解析した。埼玉県中西部地域で掘削採取した地質試料を用いて、土壌中の鉄酸化物を選択的に抽出することができるジチオナイト−クエン酸塩抽出法により、鉄酸化物態として存在する砒素を分析した。抽出液中の砒素と鉄濃度の間には良好な相関関係が得られ(R2=0.7543)、本調査地域は鉄還元型の地下水砒素汚染であることが明らかとなった。調査地域周辺には、砒素を取り扱っている業者は存在せず、土壌中の砒素含有量は表層土壌を除きすべて39mg/kg以下であったことから、自然由来の砒素が溶出したものと考えられる。土壌含有量分析など既存の分析技術では砒素と鉄の相関性は得られず、形態分析法は砒素汚染メカニズムの解析手法として有用であることが実証できた。
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